Performer s800 ドイツでは絶対王者でありデファクトスタンダードのアンプ。スピーカーの能力を極限まで引き出す。


運営責任者の古屋です。

今回は久々に、SPL国際公式エンドーサーとしてブログを書いてみたいと思います。国際エンドーサーというのは、メーカーに世界から5-6人ほどがスカウトされ、公式な形でプロモーションに寄与する人たちと考えて頂ければ分かりやすいかと思います。SPLですと、僕の他にはヨーロッパに2人、アメリカに1人が現在公式エンドーサーとして活動しています。

ですので、入ってくる情報網も人脈も桁違いです。TOTOのドラマーのサイモン・フィリップスが、SPLのプロモーションのためのコンテンツ動画を撮ったのでマスタリングしないか?という提案ですとか、実際僕がマスタリングを担当したドイツにおける2018ワールドカップ公式曲も、SPL社からの紹介で受けたりしました。正にグローバルな形で、本場の作品に参加するきっかけを多数得ることができるというメリットも享受します。

さて、そんな環境下に居る僕ですが、写真の2人は何を言おうドイツ・トーンマイスターの2人です。左のフォルガーは、日韓ワールドカップの折にミキシングエンジニアを担当した人で、彼のミキシングで世界25億人が熱狂したとのこと。右のアンドレは、SPLから紹介された人物で、ドイツ人らしい非常にアーティスティックで職人肌のサウンドエンジニアです。最初にPerformer s800を聴いたのは、彼らのプライベートリスニング環境でした。そうです、スタジオではなく、彼らが楽曲を聴くためにセッティングしているプライベート空間でs800が使用されていました。




写真写りが悪く申し訳ないのですが、これがフォルガーとアンドレがリスニング環境に用いているプライベートルームです。一部音楽制作用の機材が並ぶので、制作環境に思えるかもしれませんが、これは彼らがMAGIX社のSEQUOIAというソフトを介して聴くことで、格段に音質が上がるということで用いています。

SPL JAPANでも取り扱っているSKY AUDIOというスピーカーがこちらで用いられており、これが所謂SPL社の公式セットアップという事になります。開発からプロモーションまで、SPL社はSKY AUDIOとs800の構成で一連のサウンドメイクを行っています。そしてここでサウンドを聴いたときの感動と言ったら、今でも忘れられません。丁度僕はこのころ、Kii Threeというやはりドイツのスピーカーを購入したばかり、それが世界一のサウンドだと思っていました。精度に拘ったKii Threeなのですが、正直長く聴いていられないほどに精密。。。かなり疲れます。その精度をそのままに、濃密なサウンドでほぐれ良い音を奏でていたのがこのSKY AUDIOとs800の構成でした。音像としてはかなり大きく、広大なスペースは完全にSPLが得意とするs800ならではのサウンドだと言えるかと思います。




場所は変わってニュルンベルグのイーグルと。

彼はロックからベルリンフィルのレコーディングまでを担当する凄腕エンジニアです。僕が知っている中では、最も音に煩いエンジニアの一人で、スタジオのコンサルティングまでを手掛ける人物です。Stagetechという会社の開発アドバイザーも務めています。そんな彼の使用するスピーカーは、スイス製のシュトラウスという逸品。やはりナチュラルな中に楽曲の構成が隅から隅まで分かる精度と、非常にリッチな表現力が魅力的でした。そして使用されるアンプはやはりPerformer s800。

これだけでも、どれほど音に煩い本場の音楽関係者からs800が支持されているかがお分り頂けるかと思います。


音楽の本場と言えば、やはり3大Bを生み出したドイツであることは疑いの余地が無いかと思います。機材もエンジニアも、ドイツが圧倒的なシェアを誇ることは意外と知られていないかもしれません。それは英語圏の楽曲の強さにあるのですが、相当数の英語曲がドイツに流れ作り込まれている事実は知られていません。言わば、世界の音楽産業の縁の下の力持ちのような存在です。

そんな彼らが、スピーカーの能力を最大化するために用いているのがPerformer s800です。ここで紹介されていない場でも、s800は正にドイツのデファクトスタンダードとして、プロ用リスニング用問わず用いられています。

僕も仕事用は、Kii Three + BXT、リスニング用はSKY AUDIOとs800で聴いています。ナチュラルな中にもSPLらしいパワーが感じられて、楽曲内の新たな可能性にリーチできます。

スピーカーは求める方向性がそれぞれですので、楽曲や好みにより考え方があるかと思います。しかし、アンプというものは、そもそもスピーカーの能力を最大化するというコンセプトが背景にあることは間違いないでしょう。SPL社という会社自体が、Phonitor xでもお分かりいただけるように、ハイゲインなどの味付けを一切しなく、むしろドライバーの能力を最大化させるように、アンプは裏方でありながらも「強力な原音を受け渡す」という考え方を持っています。これこそがSPLの真骨頂であり、表面的なサウンドを作り出すのではなく、根本的なパワーある原音を作り出すことに重きが置かれている、現代においては非常に稀なメーカーでもあります。そんなSPLを象徴するようなパワーアンプ、Performer s800をご紹介させて頂きました。




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