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皆様こんにちは、SPL・MAGIX国際エンドーサーの古屋です。

さて本日は、音楽制作用DAWとして、また観賞用の音楽再生ソフトとして人気が出てまいりましたMAGIXのSamplitudeとSequoiaを用いたサンプル音源をご紹介してみたいと思います。

音楽制作用途としてご検討の皆様には、強烈な音圧をいとも簡単に再生・受け止める柔軟性と透明感、そして音楽鑑賞用をご検討の皆様には、マスタリングを行っているOn/Off動画ですので、違いが出て当然なのですが、その意図を明確に伝えられるディテイルとエッジ、そして極限まで可能とされるリミティング/コンプレッションなどをご体感いただければと思います。通常ここまで攻めたマスタリングを行いますと、大抵は音源が破綻してしまったり、或いは無駄なコンプレッションを感じたりするのですが、MAGIX社のDAWだからこその性能を発揮し、作品として非常にクォリティが高く制作されているかと思います。


楽曲は韓国ドラマに用いられたもので、数年前に僕がマスタリングを担当させてもらった作品です。ミキシングはポール・マッカートニーなどを担当することで知られるロンドンのマーティン・メレニーで、彼から直接受け取ったファイルを今回用いています。ラウドネスの違いが出ないように、ミキシングの元音源はSequoia内でGainを用いてOn/Off凡その数字は揃えてあります。勿論今回の動画を作ることについて、製作元には合意を頂いています。


チェインを少し書いておくと、SamplitudeからSPL社のNeosというミキシングコンソールるへ音源が流し込まれ、そのままSPL社のマスタリングコンソールDMCへ受け継がれます。今回ミキシングコンソールを用いているのは、Samlitudeで再生を行いたかったことと、Neosのミキシングにおけるドライブ感を演出したかったことにもあります。

マスタリングチェインは、マスタリングコンソールからSPL IRON、SPL PQ、Bettermaker Mastering EQ、elysia Museq、elysia alpha compressorで楽曲を作り込んでいます。M/Sで用いた機材はBettermaker EQとelysia alpha compressor、あとはステレオで用いています。

マスタリング後の音源を受け止めるSequoiaは、付属のeFXリミッターと各チャンネルに付属しているEQをカットで使いました。外部プラグインは一切使用していない形になります。


それでは、お楽しみいただけますと幸いです。

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国際エンドーサーの古屋です。

自分自身で使用しております、IoT環境でのPhonitor x DAC、Performer s800、そしてSPLが公式採用しているスピーカー、SKY Audioのご紹介をしてみたいと思います。

こちらGoogle TV対応のSHARP製テレビから、Phonitor x DACへA-DATでデジタル接続されておりまして(Bluetoothスプリッターへ更に分岐)、そこからアナログ接続にてPerformer s800へシグナルが引き継がれSKY Audioを鳴らしているという仕組みです。

電源部は100vから昇圧し120vへ変更された後、EQUI=TECH Son of Qにて電源を整えています。Phonitor xとDirector Mk2は季節ごとに入れ替えておりまして、万能型のPhonitor xはヘッドホンを頻繁に使用する時期には重宝し、更にスピーカー側のサウンドのディテイルに拘る折にはDirector Mk2に入れ変えるという手法を用いています。

今やIoTで再生可能なサブスクリプションはそれなりの数であり、音質におけるロスレスでのサービスも常識になりつつある中、便利以外の何物でもありません。更にはプレイリストや履歴などもIDからアプリが同期されるので、スマートフォンやPCとの連動も可能という素晴らしい環境です。

特に私の場合は楽曲のリファレンスを探したりする折にも重宝しますし、更にはワイヤレスでBluetoothヘッドホンを用いたりすることもできるので、汎用性が非常に広いと言えます。

こうした現代ならではの利便性を享受できる上、更にはこうした拘りの機材でお部屋を彩っていくという楽しみもあります。


使用機材一例:

DAC:Phonitor x DAC

Power Amp:Performer s800

Power supply:EQUI=TECH Son of Q


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SPL JAPANの古屋です。

SPLに関しては、私が国際エンドーサーであることはご存じかと思いますが、MAGIXについても国際エンドーサーとして活動をしてきました。ベルリンの本社へも行きましたし、音楽活動のありとあらゆるシーンを、MAGIXと共に過ごしてきました。

それと共に、これまで数々のDAWや再生ソフトというものにも出会っており、様々な形で使ってきたのですが、”音のクリアさとリアリティ、それに誠実な表現力”というところで、MAGIXに勝るものは結局ありませんでした。ドイツ人のトーンマイスターの資格を有する友人たちの殆どは、MAGIXのユーザーですし、


『Hiro(海外ではそう呼ばれます)、DAWは何を使っている?』

と聴かれ、

『MAGIXのSEQUOIAだよ』

と答えれば、どんなにシビアなドイツの友人たちも

『それは間違いない』

と回答が返ってくるほどに、全世界的なマスタリングツールとして、MAGIXの製品は尊敬を集めています。著名なエンジニアの殆どはマスタリングでMAGIXを使用し、更にはそのサウンドにおいては

『Most honesty sounding environment.(最も正直な音場環境)』

と称されるほどに、その音色の素晴らしさが語られています。

仮にマスタリングエンジニアでMAGIXユーザーでない場合は

『なぜSEQUOIAを使わない?』

と聞かれるほどのグローバルスタンダード・ソフトウェアです。そして友人の一人であるトーンマイスターのフォルガーは、自宅の環境にもSEQUOIAをインストールし楽曲を再生しています。

フォルガーは日韓ワールドカップの折のミキシングエンジニアで、世界の数十億人が彼のフェーダーでサッカーに熱狂しました。それほどのクォリティの耳が、MAGIXを支持し続けています。


そんな経験から、音色にお話を集中させてお話をさせて頂ければと思います。特にSPLのDAC付き機材をお持ちであれば、SEQUOIAやSAMPLITUDEを再生環境の一つに加えてみられるのは、最も有効な音質向上の手立てかもしれません。音色の緻密さやクリアさを求めるのであれば、WAVEファイルはSEQUOIAかSAMPLITUDEで再生する以外に、他の手立てを見つけることが出来ないと私は考えています。



MAGIX本社が入居するビルの写真です。物凄く美しい道沿いに突如現れるビルで、2019年11月に訪れました。



通り挟んで反対側の写真です。こんなに美しい道沿いに会社があり、あれほどの芸術性を生み出すソフトウェアを創り出すのも納得できる環境です。



多くのIT企業のグループの一角といった位置づけだそうです。社内は撮影禁止でしたが、素晴らしい環境を持つビルでした。



休憩室で国際エンドーサー担当のBastiと共に。


少し会社の紹介をさせて頂きましたが、彼らがなぜあれほどのソフトウェアを生み出せるのかが、良くわかる環境です。人間が最も心地良いと思える空間が社内各所に設けられており、美を常に忘れない哲学が根底にあることを感じさせられます。単にプログラミングを急いだり、人間味を忘れるほどの仕事の仕方はしませんが、それが結果的に効率を良くさせ気高い製品を生み出す結果となっていると感じさせられます。



場所はウィーンへ。

この写真は、ウィーンフィルハーモニーとカーフマンのレコーディングに参加した折の写真です。一緒に写っているのはグラムフォンレコードのプロデューサー、ゲオルグでウィーンで絶大な力を持つトーンザウバーのCEOでもあります。彼が使用するのはやはりMAGIX SEQUOIAで、レコーディングではSAMPLITUDEを使用していました。


並べたらきりがないほどの実績は、MAGIXの性能をよく映し出しています。マドンナであれジョージ・マイケルであれ、エルトン・ジョンもビリー・ジョエルもエリック・クラプトンもベルリンフィルもウィーンフィルも、そしてサラ・ブライトマンもその殆どが、MAGIX/SEQUOIAでマスタリングされた音源です。

それは先ほどのMost honesty(最も正直)と称される環境を生み出すMAGIXの優秀なプログラミングであり、そしてそのプログラミングを生み出す音楽哲学がソフトの優秀さを支えていると思います。この哲学こそがどの他メーカーよりも遥かに突出して優れているのがMAGIXの特徴であり、孤高のDAWとして世界のトップアーティストやエンジニアから指示される製品を生み出す原動力となっています。


ケーブルを拘るよりも、電源に手を入れるよりも、何よりも先に再生環境の根幹である再生ソフトに気を配ってみてください。パッとは今一つ分からない一面もあるかもしれませんが、時間と共にその精度の高い音楽表現がご自身の感性の一部として、組み上げられていることを感じ取れる時が必ず来ます。

私自身がユーザーとして多くの気付きをMAGIXから与えられ、そして世界のヒットチャートや国家行事での音楽を作り上げるとき、その音の根幹はMAGIXと共に作ってきた哲学でした。どんなに自らの耳を鍛えようとしても、または音楽的感性を組み上げようとしても、その方向感が間違っていては出来上がるものも出来上がりません。

先ずは世界の頂点で支持される、本物をぜひ手に入れられてください。そして本物の感性を自らの物として頂けるのであれば、一音楽愛好家としてこれ以上嬉しいことはありません。


※SEQUOIAとSAMPLITUDEの違いは、再生環境に用いる場合『ダイナミックレンジの大きさの違い』のみ意識して頂ければと思います。音色自体は2つのソフトウェアから違いを感じ取ることはありませんが、より強大なサウンドを求める場合に、SEQUOIAの方がゆとりをもって再生できるイメージを感じています。



旅のお供はAudi A6でした。メーターが207kmを指しています。この時の旅の最高時速は230kmでした。アウトバーンでドイツ社の性能も堪能できました。


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